力ある風出できたり鯉のぼり

力ある風出できたり鯉のぼり

暑寒別岳を背景に鯉のぼり

暑寒別岳を背景に鯉のぼり

 

自然は意のままに動いている。人々は時に青く広がる空を仰ぎつつ、毎日を何気なく過ごす。

5月、鯉のぼりの泳ぐ姿が見える。目にする機会はめっきりなくなったが、ほっとする。江戸時代、武士の家では端午の節句に家紋の入った旗を立てるという習慣があった。

これを見た庶民が自分たちも何かを立てようということになった。そこで、鯉の絵を描いたものを立てた。

どうして鯉なのだろう。鯉は滝をのぼって龍になるといわれ、男の子の出世の象徴とされたからである。

ちなみに、鯉のぼりの上に取り付ける、青・赤・黄・白・黒の五色の吹き流しは、陰陽道の五行の色である。

魔除けになると信じられていた。長く寒かった北海道に暖かい初夏の季節がやってきた。

桜…、沿道の花々がまぶしい。

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    ももちゃん
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