マイタウンmini 2022年2月 第20号

光の春は

撮影日:2月7日 場所 札幌市

2月は「光の春」の季節。立春が過ぎ、日中の時間も長くなり、太陽の光は確実に強さを増してきた。
公園の林の中を歩けば、野鳥のさえずりも一層にぎやかとなり、春が近づいてきていることを感じるようになった。

写真 狩野隆


御朱印と神社(4) 東区 札幌村神社


かつて存在した「札幌村」の氏神。独特な図案の御朱印が人気。札幌市東区北16条東14丁目3-1
地下鉄東豊線「環状通東」駅徒歩3分
Tel 011-741-7789


“札幌っこ・ゆきんこの東京日記”
『迎賓館赤坂離宮』


物凄い立派だから一度見た方がいいよ!と勧められ、すぐにネットで予約。住所は港区元赤坂。四ツ谷駅から徒歩5分程で西門に。主庭は広~いお庭と広~い青空が気持ちいい!何気に写っている噴水は国宝です!迎賓館は地上2階と地下1階で天井が高く、耐震のためかなり重厚な造りです。玄関と廊下は赤い絨毯に白い壁でシンプルですが、4つの広間は豪華絢爛そのもの!!見たこともない程の立派な装飾と天井画を見上げて、思わず「うわぁぁ~」と言葉が漏れます。圧倒されまくったところで、次は「和風別館」の見学ツアーへ。海外の賓客に日本の文化を感じてもらえるように畳の広間や茶室、即席料理室があり、打って変わって落ち着いた雰囲気。見た目には「地味」とさえ感じますが、樹木の位置や季節感、“池の水面のゆらぎ”をも計算して設計されたこだわりには脱帽です。拝観料は安くありませんが一見の価値ありです。


《今月の城58 青森県八戸市》 根城(ねじょう)


“南北朝時代の南朝方の拠点となった城。発掘成果に基づいて主殿(写真)や馬屋が復元された”
南北朝時代に国司代に任じられた南部師行が城として修築し、陸奥南朝方の一大拠点となった。本丸の東に6つの曲輪と、その南に沢里館があり、曲輪はV字の堀(薬研堀)によって区切られていた。近年発掘調査が行われ、本丸跡には主殿が復元されて平成6年に史跡公園となった。中世の城が復元された初の事例として脚光を浴びた。


ばぶ(黒10歳オス)・ぷりん(ベージュ8歳オス)


基本的には一緒にいない2匹。でも朝は追いかけっこをしたり、ご飯やおやつは一緒に食べることが多いです。バブはおっとりさんで頭がよく、プリンはちょっとおばかでソファや絨毯の上でおしっこするのが大好きなので我が家の布物には猫返しが必須です(泣) 
北区 竹原


─ 余話 ─ タロとジロのこと


1956年11月、第1次南極観測隊53名は、22頭の樺太犬を連れて昭和基地へ向かった。シロ子が8頭の子を産む。●翌57年12月、第2次隊員は密氷群に遭い基地に到達できず。2月6日、46日ぶりに外洋に脱出したが、米海軍砕氷船の支援を仰ぎ、6便に分け隊員たちを「宗谷」へ。その時、先遣隊3名が基地に着くが、天候悪化で空輸が困難になった。宗谷は再進入を意図しつつ、3名に戻る指示をする。彼らは「食料あり、樺太犬もいるので越冬したい」と返答したが、「君たちを収容し外洋に出るのは米艦長の命令。空輸は1便のみ。犬には残る2ヵ月分の食料を与え、鎖をして帰船すべし」と。やむを得ずシロ子と子犬8頭を連れ1次、2次の全隊員は15頭を残し帰国した。犬の置き去りは激しい非難を浴びた。●翌59年1月14日、第3次越冬隊のヘリが、奇跡的に生きている樺太犬を発見した。映画「南極物語」(主演・高倉健)で、稚内で愛犬を育ててきた少女が「なぜ見捨てたの、なぜ全部連れてきてくれなかったの」と嗚咽するシーン。●ヒ素入りステーキを与える考えもあったが、離着陸不能を理由とした。迷ったに違いない。のち15頭の供養像の除幕式で外国人記者が「この手で殺してやればよかったのだ」となじった。死生観の違いもあろう。銅像は東京の「国立南極・北極科学館」にあり、タロとジロは凛とした姿で剥製にされている。多事多難の今、風雪と飢えに耐えたタロとジロのことがふと浮かぶ寒空の候である。(S)


あっ、もったいない

撮影日 2月1日 場所 札幌市白石区

この時期になると、隣りの公園にツグミの群れがやってきます。お目当ては大好物の赤いナナカマドの実。今年は残念ながら実入りがあまり良くありません。その大切なごちそうをうかつにもキャッチ失敗。そそっかしいツグミさん!まだ残りがあるから、あわてないでゆっくり召しあがれ。

写真 佐川 健次



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